Category Archives: Archive
アーカイヴ

2012 週刊文春 6/28号

週刊文春 2012年6月28日号 文春図書館 活字まわり「世界の全ての記憶」 植島啓司 17  人間の小さなことがらに対する敏感さと大きなことがらに対する無感覚とは、奇妙な入れ替わりを示している。 パスカル『パンセ』 ぼくのマンションはやや広めのワンルームで、ベッドと本しか置いていない。しかも、かれこれ六、七年は経つのに、ほとんどベランダに出たこともない。そんなある日、ふと窓を…   » 続きを読む

愛・賭け・遊び 86 福井から近江八幡へ

第86回「福井から近江八幡へ」01『日本の聖地ベスト100』02 藤ヶ崎龍神まで03 放浪の日々 ⇒ http://shinsho.shueisha.co.jp/column/aikake/120618/index.html 集英社新書WEBコラム「愛・賭け・遊び」 ⇒ 第41回~90回⇒ 第21回~40回  ⇒ 第1回~20回

【東京】連続講座「人間性の枠を超えた不思議な力」

人間性の枠を超えた不思議な力2012年 4月6日 5月11日 6月8日 金曜日 19:00- 20:30 計3回講師: 宗教人類学者 植島 啓司会場: 朝日カルチャーセンター新宿教室 (新宿区西新宿)大学に入って専攻を選んだとき、みんなから「どうして宗教学を選んだのか」とよく聞かれました。当時はだれも専攻しようとしない学科だったからです。もちろん初めから仏教やキリスト教に興味が…   » 続きを読む

2012 文學界 7月号

文學界 平成二十四年七月号株式会社文藝春秋2012年6月7日P159 Author’s Eyes甘い生活 植島啓司  なんだか遊んでばかりいると、ろくなことを考えない。もう60代も半ばにさしかかるというのに、週末となれば女の子たちを呼んで毎週のようにパーティを開いている。それも普通ではない。フェリーニの「甘い生活」のように乱脈を極めている。世間では倹約とか質素とか助…   » 続きを読む

2012 週刊文春 5/31号

週刊文春 2012年5月31日号 文春図書館 活字まわり「世界の全ての記憶」 植島啓司 16  先日、阪急電車に乗っていたときのことである。隣の席に若くてふっくらとした女性が座ったのだけれど、やや窮屈な具合になり、お尻がくっついてしまったのだが、彼女にはあまり意に介する様子が見られなかった。しばしば起こることだけれど、改めて女の子にとってはどうなんだろうかと思ったのだった。もし…   » 続きを読む

2012 週刊朝日 5/18号

週刊朝日 2012年5月18日号 P107 週刊図書館「書いたひと」 植島啓司聖地は五感を解放する場ですときには命がけの聖地探訪『日本の聖地ベスト100』(集英社新書 800円)  事務所近くの恵比寿神社に、颯爽と現れた。「ここは小さくて古い神社ですが、祭が賑やかで」 社を見る姿に「境内が似合いますね」とカメラマンがいうと、頬をゆるめた。「ライフワークなので」 宗教人類学者の植…   » 続きを読む

【東京】「聖地へ行こう!」

2012年5月6日(日) 17:00- 19:00『日本の聖地ベスト100』(集英社新書)刊行記念植島啓司トークショー「聖地へ行こう!」会場: 青山ブックセンター本店 大教室インタビュアー: マーマーマガジン編集長 服部みれい料金: 1,260円(電話予約の上、当日精算)定員 110名申込: 青山ブックセンター本店 Phone 03-5485-5511(10:00- 22:00…   » 続きを読む

『日本の聖地ベスト100』(集英社新書)

    著者: 植島啓司株式会社集英社(集英社新書 0639C)2012年4月22日 第一刷発行   目次 序 日本の聖地ランキング一覧 旅のはじめに 1. 誰もが神がいると思っているところに神はいない  2. 結界  3. 二つの聖地 第一章 室生寺・長谷寺 1. 室生寺 2. 室生龍穴 3. 長谷寺 4. 瀧蔵社 第二章 日光・瀧尾神社 1. 東照宮から…   » 続きを読む

【大阪】発売記念講座「日本の聖地ベスト100」

日本の聖地ベスト1002012年4月21日(土) 13:30- 15:00講師: 宗教人類学者 植島啓司受講料:会員 2,625円 一般 2,940円会場: 朝日カルチャーセンター中之島教室 (大阪市北区中之島)このたびいよいよ『日本の聖地ベスト100』(集英社新書)が出ることになりました。タイトルは「日本の聖地ベスト100」としましたが、ただ聖地を順に列挙して、恣意的にランキ…   » 続きを読む

2012 CDジャーナル 5月号

『CDジャーナル』2012年05月号 特集= 初音ミク2012年4月20日3月の階梯~天使のための3つのステップ

愛・賭け・遊び 85 日本の聖地ベスト100

第85回「日本の聖地ベスト100」01 記憶02 室生寺ふたたび03 聖林寺まで04 日本の聖地ベスト100 ⇒ http://shinsho.shueisha.co.jp/column/aikake/120418/index.html 集英社新書WEBコラム「愛・賭け・遊び」 ⇒ 第41回~90回⇒ 第21回~40回  ⇒ 第1回~20回

TOKYO FM「未来授業」 Vol.161

2012年04月12日 植島啓司 第4回 未来授業 Vol.161 今週の講師は、宗教人類学者の植島啓司さんです。 1970年代から調査研究のため、世界の“聖地”を巡り、旅を続けています。 また植島さんは、30年以上をかけて、日本の聖地もくまなく訪ね歩いてきました。 日本はいま空前の「聖地ブーム」。 「パワースポット」とも呼ばれ、特集やツアーが数多く組まれています。 日本人はな…   » 続きを読む

TOKYO FM「未来授業」 Vol.160

2012年04月11日 植島啓司 第3回 未来授業 Vol.160 今週の講師は、宗教人類学者の植島啓司さんです。 1970年代から調査研究のため、世界の“聖地”を巡り、旅を続けています。 また植島さんは、30年以上をかけて、日本の聖地もくまなく訪ね歩いてきました。 日本はいま空前の「聖地ブーム」。 「パワースポット」とも呼ばれ、特集やツアーが数多く組まれています。日本人はなぜ…   » 続きを読む

TOKYO FM「未来授業」 Vol.159

2012年04月10日 植島啓司 第2回 未来授業 Vol.159 今週の講師は、宗教人類学者の植島啓司さんです。 1970年代から調査研究のため、世界の“聖地”を巡り、旅を続けています。 また植島さんは、30年以上をかけて、日本の聖地もくまなく訪ね歩いてきました。 日本はいま空前の「聖地ブーム」。 「パワースポット」とも呼ばれ、特集やツアーが数多く組まれています。日本人はなぜ…   » 続きを読む

TOKYO FM「未来授業」 Vol.158

2012年04月09日 植島啓司 第1回 未来授業 Vol.158 今週の講師は、宗教人類学者の植島啓司さんです。 1970年代から調査研究のため、世界の“聖地”を巡り、旅を続けています。 また植島さんは、30年以上をかけて、日本の聖地もくまなく訪ね歩いてきました。 日本はいま空前の「聖地ブーム」。 「パワースポット」とも呼ばれ、特集やツアーが数多く組まれています。日本人はなぜ…   » 続きを読む

2012 週刊文春 4/19号

週刊文春 2012年4月19日号 文春図書館 活字まわり「世界の全ての記憶」 植島啓司 15  社会科学の分野で話題となり賛否両論を巻き起こした古市憲寿『絶望の国の幸福な若者たち』に、次の一節がある。たとえば、ユニクロとZARAでベーシックなアイテムを揃え、H&Mで流行を押さえた服を着て、マクドナルドでランチとコーヒー、友達とくだらない話を三時間、家ではYoutubeを…   » 続きを読む

2012 週刊文春 3/22号

週刊文春 2012年3月22日号 文春図書館 活字まわり「世界の全ての記憶」 植島啓司 14  ゲイであることを公表しているポップスターのジョージ・マイケルは、自分の持つ特殊な才能について聞かれたときに、こう答えた。「君にはわからないよ。スーパースターをつくる何か特別なものがあるわけじゃない。むしろ、何かが失われているんだ。」(クライブ・ブロムホール『幼児化するヒト』) 週末、…   » 続きを読む

【大阪】連続講座「旅する人々」

旅する人々2012年 1月23日 2月13日 3月12日 月曜日 19:00- 20:30 計3回講師: 宗教人類学者 植島 啓司会場: 朝日カルチャーセンター中之島教室 (大阪市北区中之島)これまで多くの人々が旅をしてきました。モンテーニュ、ランボー、D・H・ロレンスらのような内省的な作家たちも実際は旅のなかで作品を書いてきたのです。この「旅のなかで」というのが大切な点で、あ…   » 続きを読む

『突然のキス – 恋愛で読み解く日本文学』(ちくま文庫)

著者: 植島啓司株式会社筑摩書房(ちくま文庫 う-35-1)2012年3月10日 第一刷発行目次 1 『神隠し』藤沢周平2 『誰も知らぬ』太宰治3 『事件』大岡昇平4 『ねむり姫』澁澤龍彦5 『三匹の蟹』大庭みな子6 『眠れる美女』川端康成7 『暗室』吉行淳之介8 『姑獲鳥の夏』京極夏彦9 『喜寿童女』石川淳10『水の女』中上健次11『センセイの鞄』川上弘美12『外科室』泉鏡花…   » 続きを読む

【東京】連続講座「旅する人々」

旅する人々2012年 1月6日 2月10日 3月9日 金曜日 19:00- 20:30 計3回講師: 宗教人類学者 植島 啓司会場: 朝日カルチャーセンター新宿教室 (新宿区西新宿)これまで多くの人々が旅をしてきました。モンテーニュ、ランボー、D・H・ロレンスらのような内省的な作家たちも実際は旅のなかで作品を書いてきたのです。この「旅のなかで」というのが大切な点で、あくまでも「…   » 続きを読む

2012 週刊文春 2/23号

週刊文春 2012年2月23日号 文春図書館 活字まわり「世界の全ての記憶」 植島啓司 13  北大路魯山人さんも「舌鼓を打ちながら、うまいうまいと絶叫し続けるところに、おのずと健康はつくられ、栄養効果は上がる。」と言うてはるやろ。 長友啓典「死なない練習」 このところ、よく自分でごはんを炊いている。一年三六五日外食だった時代が三〇年以上続いたことから考えると、自分でも信じられ…   » 続きを読む

【東京】「日本再再再発見」w/ 高橋正宣氏・三潴末雄氏

2012年1月21日(土) 18:00- 20:00連続対談「日本再再再発見」第2回 植島啓司(宗教人類学者)高橋正宣(出雲大社常陸教会教会長)三潴末雄会場: 青山ブックセンター本店 カルチャーサロン青山料金: 1,890円(電話予約の上、当日精算)定員 120名 申込:受付開始日 2011年12月5日(月) 第2回目ではゲストに宗教人類学者の植島啓司さんと出雲大社常陸教会教会…   » 続きを読む

2012 週刊文春 1/26号

週刊文春 2012年1月26日号 文春図書館 活字まわり「世界の全ての記憶」 植島啓司 12  ちょっと不潔に聞こえるかもしれないが、必死に仕事をしているときにはシャワーを浴びたり風呂に入ったりするのは邪魔でしかない。ぼくの場合ほとんど着替えさえしないことが多い。適当に食事したり清潔に気をつけたりしながら仕事なんかできない。 そもそも清潔さとは何か。古代ローマでは、「美しさと清…   » 続きを読む

【三重】「3.11から未来へ」w/ 鷲田清一氏

2012年1月9日(祝) 14:00- 16:00 明日の県立図書館フォーラム20123.11から未来へ対談 植島啓司 × 鷲田清一会場: 三重県総合文化センター「フレンテみえ」多目的ホール(三重県津市)主催: 三重県立図書館 共催: 三重県教育委員会、三重県生涯学習センター プログラム:14:00 主催者挨拶14:05 三重県立図書館改革実行計画平成23年度報告    取り組…   » 続きを読む