本の処分とこれから

2025年10月11日

夏の終わりから、本を処分することになり想像以上のパニックになってしまいました。最初に2000冊ほど古本屋に売りに出したんだけど、さらに3000冊とか出しても、東京の家にはまだ踏み場もないほどの本が散乱していて、寝ることもままならない状況です。もともと東京の家は祖父が踊りの稽古場に使っていた小さな家を改造したもので、蔵書の余裕など最初からなかったのでした。そんなわけで、仕事どころではないんですが、そんな中でもどうしてもやらなければない大切な仕事が10月後半にあります。以下に列挙しておきます。

10月15日 畏友池田清彦さんとの対談。これは単行本になる予定とのことで疎かにできません。

10月16日 大阪の朝日カルチャーセンターで「幼形成熟(ネオテニー)」をテーマに話します。

10月25日 同じテーマで東京の朝日カルチャーセンターでもやります。同じテーマでも必ず脱線しておかしなことになるので要注意です。

10月26日 熊野古道女子部の主催で「熊野と南方熊楠」という特別講座をやることになっています。とても楽しい会なのでこれは楽しみでもあります。

もうこれだけでも大変なのですが、他にも細々とした仕事があって大変です。50代くらいまでは月に締め切りが25本くらいあっても飛びまわりながら書きまくっていましたが、いまはこれだけでも精いっぱいです。

でも、これが終われば年内は何も仕事を受けてないので、温泉にでも出かけてのんびりしたいと思っています。夏油温泉とか大沢温泉など、どこか東北のひなびた温泉で年を送りたいものです。

keiji ueshima

 

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