『共感のレッスン – 超情報化社会を生きる』集英社
著者:植島 啓司・伊藤 俊治
装画:白川 昌生
装丁:鈴木成一デザイン室
2017年12月20日 第一刷発行
株式会社集英社
初出:「すばる」2016年7月号- 2017年6月号
(超越する身体 - 「あなた」と「わたし」をつなぐもの 改題)
【書評】高級な対談 養老孟司
https://subaru.shueisha.co.jp/books/1802_1/
担当編集のテマエミソ新刊案内
https://www.bungei.shueisha.co.jp/contents/shinkan_list/temaemiso/171215_book01.html
私たちは、かつてないほど「情報」に取り囲まれて生きている。LINEやTwitterなどのコミュニケーションアプリやSNSの使用が日常になり、人間関係の様相は劇的に変化した。さまざまな個人情報が、本人が自覚することなくネットを通じて集積され、それによって人が無意識のうちに規定される事態さえ生じている。だが、私たちはそれで幸せになっているのだろうか。多くの情報に取り囲まれることで、かえって人が孤絶する事態が生じているのではないか……。人類学や宗教学、生命科学などの知見を踏まえ、身体性に基づいた「共感の知」の必要性を説き、いま必要とされるコミュニケーションの本質を論じる刺激的な対談。
《目次》
はじめに 「とりあえず脳や心のことはパスしよう」
第1章 グローバル・ブレイン
第2章 自己免疫反応 自己と非自己はどう区別されるのか
第3章 なぜ人が感じていることが分かるのか
第4章 遺伝子なんか関係ない?!
第5章 「わたし」は身体の内にも外にも存在している
第6章 接続された女
第7章 恋人選びの心と性の未来
第8章 記憶は脳の外に存在する?
第9章 ホモ・デメンス(錯乱するヒト)
第10章 人はなぜ夢を見るのか
第11章 旅する身体
第12章 転生を生きる
あとがき
註一覧
