『39歳 – 女の愛の分岐点』(メディアファクトリー)

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著者: 植島啓司
株式会社メディアファクトリー
2011年7月1日 初版第一刷発行

目次

はじめに ― 39歳はひとつのはじまり

1章 輝ける40代
 40代女性が主流
 日本の女性たちも輝くのは40代
 39歳は”選べる年齢”

2章 女性の人生には4つの時代がある
 女性の愛情生活には4つの時代がある
 動かない男性たちを待ってはいられない
 人生90年で愛情生活を考えれば

3章 「39歳未婚、私は間違っていたのですね」
 「女性の幸せ」のかたちをめぐって
 何を得て、何を失くしたか

4章 人を好きになる才能が人生でいちばん大事
 動かなければ始まらない
 人生を充実させるために

5章 人はたくさんの人を愛するようにできている
 複数の愛
 人を愛する数は決められない

6章 恋愛主導権をもっと活用して
 恋愛行動は5段階で進む
 男性は言葉で、女性は態度やしぐさで表現する

7章 「年下の男性」のススメ
 ますます怖気づく男性たち
 若い男性と成熟した女性の組み合わせ

8章 20代、40代、あなたならどちらを選ぶ?
 39歳の女性と25歳の青年の恋
 最後に選んだのは・・・・・・

9章 不倫という永遠のテーマ
 世界の名作文学は「不倫」がテーマ
 21世紀の不倫の行く先は

10章 恋愛は結婚への通過点?
 恋愛と結婚のねじれ関係
 好意のやりとりのなかにこそある人生の歓び
 人生を豊かにするフラート(恋の戯れ)
 フラートする人生へ

11章 フラート(恋の戯れ)することの喜び
 女性たちの体験談
 男性たちの体験談
 現在が充実しないと未来はない

12章 決して終わらない恋愛のために
 恋愛の完成形とは?
 恋愛を続けるために必要なこと

13章 39歳だからできること
 39歳の女性監督が描いたエロスと愛
 39歳の女性が手に入れられるものは

14章 結婚にはさまざまな形があっていい
 現在の結婚の形がベストとは限らない
 世界の豊かな恋愛・結婚の形

15章 必ずくる「別れ」を考える
 不倫の悲劇を乗り越えられるか
 「おひとりさま化」する日本で

16章 「新しい愛のかたち」が世界で生まれている
 新しい結婚制度の提案
 いちばん好きな人はひとりだけ

17章 あなたが2番目に好き?
 39歳こそスタートライン
 いつまでも一緒にいられる男友達を持とう

18章 39歳へ7つのメッセージ
 おわりに ― 好き、好き、大好き!

本文注

ブックデザイン: 永井亜矢子(坂川事務所)
カバー写真: Dave & Les Jacobs/ Gettyimages

39歳 女の愛の分岐点

39歳 女の愛の分岐点

植島啓司
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参考文献

  • サビーヌ・メルシオール=ボネ&オード・ド・トックヴィル『図説 不倫の歴史』橋口久子訳、原書房、2001年
  • 「39歳未婚、私は間違っていたのですね」読売オンライン「発言小町」2007年5月13日
  • 植島啓司VS白河桃子、「白河桃子の恋愛サイエンスカフェ」(一部表現を変えたところもある)株式会社ライブドア運営結婚紹介サイト「ユーブライド」2011年3月16日
  • ファビエンヌ・カスタ=ローザ『「恋」(フラート)の世紀』吉田春美訳、原書房、2002年
  • デボラ・アナポール『ポリアモリー』堀千恵子訳、河出書房新社、2004年
  • アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ『セックスしたがる男、愛を求める女』藤井留美訳、主婦の友社、2010年
  • ヘレン・E・フィッシャー『愛はなぜ終わるのか』吉田利子訳、草思社、1993年
  • 竹内久美子『アタマはスローな方がいい!?』文藝春秋、2005年
  • NHKスペシャル取材班『だから、男と女はすれ違う』ダイヤモンド社、2009年
  • フランソワーズ・サガン『ブラームスはお好き』朝吹登水子訳、新潮文庫、1961年
  • ロラン・バルト『恋愛のディスクール・断章』三好郁朗訳、みすず書房、1980年
  • 淀川長治インタビュー、『クレア』1994年6月号
  • 岡本敏子編『芸術は爆発だ! 岡本太郎痛快語録』小学館文庫、1999年
  • ヘレン・E・フィッシャー『結婚の起源』伊沢紘生・熊田清子訳、どうぶつ社、1983年
  • マリノウスキー『未開人の性生活』泉靖一他訳、新泉社、1929年
  • 和田正平『性と結婚の民族学』同朋舎、1988年
  • ディドロ『ブーガンヴィル航海記補遺』浜田泰佑訳、岩波文庫、1953年
  • ピーコの人生相談、朝日新聞2005年4月2日
  • 総務省統計局国勢調査2005年1月23日
  • 「私たち『結婚未満』」、朝日新聞2009年9月23日
  • 町沢静夫『40歳の意味』大和出版、2002年


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