[集英社クオータリー] コトバ第6号 kotoba 2012年冬号
特集=男と女、死ぬまで恋したい。
株式会社集英社
2011年12月6日
P56- 59
なぜ人には愛人が必要か
「一夫一婦制」「貞節」― これまで、伝統的な道徳観念にしばられてきた
男と女は、はたして幸せだったのだろうか?離婚率が増加する現在、
これまでの倫理観はすでに破綻しているのではないだろうか?
人間が本当の意味で幸せを感じられる新しい社会規範を提案する。
植島啓司(宗教人類学者) 文
もし愛人がいなければこの人生は生きるに値しない?
女性にもたくさんの選択肢ができた
いっぱい愛人をもつ女性たち
「貞節」よ、さようなら
note:
ヘレン・E・フィッシャー『結婚の起源』どうぶつ社(1983年)
和田正平『性と結婚の民族学』同朋舎(1988年)
ヘレン・E・フィッシャー『愛はなぜ終わるのか』草思社(1993年)
マーガレット・ミード『男性と女性』東京創元社(1961年)
田川玄「男が戦いに行くように女は愛人をもつ」『セックスの人類学』春風社(2009年)
ジャック・アタリ『図説「愛」の歴史』原書房(2009年)