2006年3月18日(土) 15:30- 17:30
対談 熱帯カウンセリング ― バリ島をめぐって ―
講師: 精神科医 名越康文、 宗教人類学者 植島啓司
会場: 朝日カルチャーセンター新宿教室 (新宿区西新宿)
人はなぜ旅をするのか。旅の記憶は、わたしたちの身体に深く刻まれている。2005年10月に2度目のテロが起こったバリ島だが、そこには様々な宗教儀礼が存在する。熱帯の空気をまとい、繰り広げられる「日常」。それを目にした時、わたしたちの中の何かが確実に変化する。それは一体何なのか。バリ島を旅した両講師が、人類学・宗教学と臨床・カウンセリング、それぞれの立場から解き明かしてゆく。