2014年7月31日(木) 19:00-21:00
植島啓司『処女神 ~少女が神になるとき~』(集英社)出版記念
トーク&サイン会「聖地と運命とセクシャリティーと」
会場:蔦屋書店1号館 2階(渋谷区猿楽町17-5 MAP)
主催:代官山 蔦屋書店 協力:集英社
7月25日に発売される『処女神〜少女が神になるとき』は、宗教人類学者・植島啓司氏が、ネパールの生き神クマリを30年以上にわたって研究した成果が込められています。クマリとは、チベットのダライ・ラマのように転生する生き神であり、強い霊力を持つとされ、ネパールの人々から尊崇を集めています。ある条件に合う幼い少女が生き神クマリとして選ばれ、出血などの徴候を示すと退位し、次のクマリが選ばれます。国内外の聖地を研究している植島啓司氏は、歴代のロイヤル・クマリ(カトマンズ)はもちろん、地方のクマリも含めて、長期にわたり現地調査を行いました。本書では、この生き神クマリだけでなく、ヒンドゥー教やキリスト教、仏教やゾロアスター教における女神信仰の系譜をたどり、日本でも人気の高い観音菩薩との関わりについても触れていきます。謎の探究と旅の記憶が交錯する、知的興奮の書となっています。この『処女神』の刊行を記念し、植島啓司先生のトーク&サイン会を開催いたします。新作に関わるテーマはもちろん、同じく長年の研究分野である、運命やセクシャリティにまつわるお話もしていただく予定です。
【参加お申し込み方法】
代官山 蔦屋書店の店頭、お電話または オンラインストア にて、対象書籍をご予約・ご購入で参加券を配布します。対象書籍『処女神 ~少女が神になるとき~ 』(2,160円 税込)は7月25日発売のため、書籍と参加券の受け取りは7月25日以降となります。
詳細・申込⇒ http://tsite.jp/daikanyama/event/003941.html
お問合せ・申込: 03-3770-2525 代官山 蔦屋書店 人文フロア